3日。午前中はゆずジャム作り。冬至のちょっと後にゆず湯にしたものを洗って取っておいたのだ。ネットでレシピを検索して作ってみると驚くほど少ししか出来ず、こんなもんかとふと気付けば2個あるゆずを1個しか使っていなかった。完全にぼけていた。2個使ってもまあそれなりの量しか出来なかったけれど。ジャムと言うよりは煮物になってしまった。午後、公園で弁当を食べて桜木町を歩く。ダイソーがやってなくてセリアでシャンプー入れなどを購入。明日の準備をして早めに就寝。
4日。早めと言うには普通に起床。パンなどを食べる。支度を始めたけれどバスの時刻を調べるうちにYさん慌てる。なんだかバタバタと家を出ることになる。結果、耳栓を忘れたりしてYさん不機嫌に。それだけならまだしも乗り物酔いになってしまい、中央線特急はじっと目を瞑っている。電車を乗り継いで豊科で家族と合流。少しは気分を持ち直したらしいYさん、楽しく園内を回る。寒い。しかし公園の展示はあれこれ目新しく、イルミネーションは壮大で楽しい。家族で写真を撮ったりする。帰りは車には乗り切れないということでYさんと二人して電車で帰る。無人駅がこれまた新しい。そんなこんなで実家に到着。テレビを見ながらおせちを食べたりビールや日本酒を飲んだり。満腹。Yさんも食べたり飲んだりでご機嫌。ホッとする。夜は暖かくして寝る。
5日。温泉に行く案もあったけれども山へ行くことにする。兄に案内してもらいながら甥や姪や甥の友だちと畑やお墓を回って寄り道などしながらぐるっと歩く。山腹はとても景色が良い。自分が暮らしていた頃よりも展望が開けていて気持ちが良い。穏やかで楽しい時間だった。オニグルミを拾ってお土産にする。昼に蕎麦やおせち。これまた満腹。そんなこんなで帰路。駅前でお土産を購入。新幹線はギリギリ座れて安心。帰りにこちらの実家にも寄ってお父さんにお土産を渡す。ようやく帰宅。満足というか満腹の帰省であった。兄からもらった結婚祝いを繙いてみてビックリする。
6日。終日ゴロゴロ。洗濯をしたくらい。実家でテレビを気に入ったYさん、夜は珍しくうちでテレビをつける。バラエティー番組を見て大笑い。まあ良いことだ。
7日。初仕事。とはいえなんてことないいつもの仕事の続き。昼休憩の時間に皆さんにお土産を配って回る。帰りにお父さんからコートと山賊を受け取る。七草を買わなかったのでプランターの葉大根でお粥を炊いて食べる。
8日。社長に結婚の報告と金曜日の休みの申請。全然OKだった。
9日。Yさん不調で欠勤。疲れが取れないらしい。ただの風邪ならまだしも、慢性的に不調が続くようなら仕事を考えた方が良いと思う。自分は仕事でミス。ううむ。
10日。余裕を持って進めたので仕事はヒマ。初めてHくんの作業の手伝いをする。といっても中身が大きく変わるわけではない。帰りにお父さんからシチューを受け取る。たいそう美味。明日の準備をして早めに寝る。しかし夜中に目が覚めるのはいつものこと。
11日つまり昨日。いつもより早い起床。そして早めに家を出る。バスに乗って横浜へ。それから電車で鎌倉へ。余裕を持って到着。やっぱりギリギリはいかんよ。工房にて指輪作りに取り組む。10くらいの行程があり、どれもが興味深く感心するし、とても面白い。ものを作るのはやっぱり良いものだ。担当のお兄さんが優しく教えてくれ、自分は飲み込みが早いとお世辞を言われる。それなりに頑張って作り、出来上がった物は素晴らしい出来映えだった。考えていたよりも安上がりだったし、二人で大満足。小さな市場みたいなところでパンを買って海まで歩いて、トンビにさらわれないよう波打ち際で立って食べる。海がまた見晴らしが良く、天気も最高でとても気分が良い。それから鶴岡八幡宮へお参りに。おみくじは小吉。「立つ杉の……」だったか、信念を持って取り組めば願いは叶うみたいなものだった気がする。池でカモメを見て通りを歩く。Yさん目的の神社の甘酒とナッツ、コーヒー缶がどれも手に入らず消沈していたけれど、偶然に見つけたフェルトの猫のポーチが気に入ったのとたまたま見かけた甘酒が激うまだったので気分を持ち直す。鳩サブレのソフトクリームも食べる。楽しい一日でもって帰宅。夜はうどんとギョウザ。Yさんくたびれて即寝。
今日。久しぶりの曇天。それでも溜まった洗濯をする。あとはガスレンジの周りやキッチン床の掃除。そんなこんなで10時近く。コーヒーを淹れてこれを書いていたら11時を回ってしまった。なんとなく色んなことが良い意味でどうでもよくなってきて、そろそろラノベを公開しようかと考えている。失うものも得るものも、風にまかせてしまえばいいのだという気になっている。失ったらまた時間をかけてでも取り戻せばいいのだろう。
