落語を聞いても笑わないという作法

 駅前の古本屋にてen-taxiの2005年春号を購入。落語特集。(あとユリイカ1984年1月号も購入。こちらはジャズ特集。ざっと目を通して相当な時代を感じます。よく見たらなんと20年を隔てたこの二冊のどちらにも絓秀実が執筆しているという(笑))で、たまたま買ったen-taxiリリー・フランキーの東京タワー最終回が掲載されていました。ということで、書店員でありながら全く読んだことのないこの小説の最後の一段落のみ読んでみました。ま、さすがに最後の最後だけ読んでなんらかの感想を述べるほどには私も厚顔には欠けるということで。しかし、立川談春という人の文章の面白さは驚異的だと思います。あと、先日読んだ山下洋輔のものとか、こうした物書きが本業でない人の文章がたまらなく良いというのは、やはり文章というのは才能なのでしょうか。あと、談志はあらためて聞こうかと。