茶色のスーツケース

 出勤途中に寄った横浜駅のトイレ。ぎりぎりだったので慌てて入ってカギをかけた個室にずいぶん古ぼけた不審なスーツケースを発見。一瞬なにが入っているのかと興味を惹かれて手を伸ばし、5ミリから1センチほど開けてみるも、中身に視線が届く前になんだか不穏な雰囲気をビビッと感じ取り、そのまま手を離す。そういえば今は横浜でAPECを開催中。駅など公共の場所は厳重警戒中である。用を足しているあいだ横のスーツケースがいつ爆発するのかと気が気でない。いつもより早く外へ出て、もしあれが爆発したら自分は目撃者として警察に赴かなければならないのだろうか、面倒なことにもなりそうだがひょっとしたら情報提供の謝恩なぞ出るのではないか、とかいろいろ考えるも、結局なにもなかったらしい。まあ良かったよかった。
 昨日今日と二日続けて本購入。といっても現代詩手帖ユリイカの猫特集のやつ。現代詩手帖は先月号を半分も読んでないし半ば惰性になってきてる感じだけれど、実はいまのこの状態こそがとても重要なのではないかという気がする。猫特集はまあこれは俺だったら買うでしょうと。雑誌ではなく読もうと思ってる本がなかなか買えない。怠惰。
 11月に入ってから徐々に文章を書き始めている。あらためて文章は継続して書いてないと駄目だなと実感。もうちょい頑張ってみるつもり。そのためにはアルコールの力を借りることも辞さない。
 日曜日と祝日は駅前の駐輪場が自由に使えると教えてもらい、だいぶ楽になった。これで土曜日も使えたらずいぶん便利なのだが。