昨日きた先輩の誘いを断ってまで

 冷蔵庫の結露、というか氷塊の除去作業。少し手を擦り剥いたが、すっきり。
 日中は憂鬱で体が動かない。昼寝して薄暗くなって起きたらだいぶマシになったので、渋谷へ出かける。かねてより気掛かりだった破滅ラウンジへ。例によって渋谷駅から到着するまで数十分かかったけれど、中身はとても居心地が良かった。カオスラウンジの延長(?)的な壁に貼られた視覚的イメージ以上に、その全体の空気、まず入り口の手前に置かれた炊飯器だとか横たわって寝ている無精ひげを生やした男だとか、そういったものに圧倒的に目を奪われた(そういえば僕が訪れている間に炊飯器の飯が炊き上がったらしかった)。tomadさんらしき人のDJもとてもよかった(たぶん20分くらいいただけだけど)。なんというか、ダラダラいいかげんにやっているようでいて、そこには彼ら(って誰だ?)の「本気」を感じたし、まさに逆説的としかいいようのないような「プロ意識」すら感じた。気分的にはもうしばらくいたかったけれど、同時に居場所の無さも覚えて、特に誰にも話しかけずにすうっと立ち去った。静かな坂道を下り渋谷駅に向かう道すがら、詩人である僕としてはどうにかして言葉で彼ら(って誰だ?)に応えなければならないという義務にも似た思いを抱いていた。
 あと、赤十字から郵便物が届く。先月の献血の時に応募したものだと思うが、「厳正なる抽選」の結果「けんけつちゃんラッピング 献血バストミカ」が当たった。とても嬉しい。これでまた献血にも身が入りそうだ。