渋谷へ

 サイン会出勤日だしどうしようかなあとぐずっている午前中、やすまなくても午後休とかとればいいんじゃね?ってことにはたと気がつき、TLでサイン会整理券まだ大丈夫っぽいということも目にして、慌てて渋谷へ。無事に整理券を手に入れる。番号的にまだ全然余裕だったっぽい。で、せっかく渋谷に来たのだからということで蒙古タンメン中本へ。渋谷店限定の爆爆麺を注文。一番辛いラーメンですと注文時に確認されたけれど、食べてみると驚くほどの辛さではない。だが、辛いは辛い。なるほど海鮮風味はするけれど、北極ラーメン以上はどうしてもスープの塩味が強いのでご飯なしにはスープだけ飲むのはきつい。せっかく渋谷に来たのだからブラブラ歩いてみようかとも思ったけれど、なんとなく疲れて帰宅。どういうわけか滅茶苦茶眠くて、昨日洗ったけれど雨のせいで乾かなかった長座布団とバスマットをもう一度洗濯し直して、うとうとして、干して、またうとうと。ああ、そういえば今朝なんだか決定的な夢をみたのであった。起きて夕方から再び外出。ビデオレンタルなど。帰宅して今日購入した中村珍『羣青 下』読む。一気に最後まで。饒舌でありながら清々しくて、清々しいというのが躊躇われるほど厄介でもある。これは「普通」のマンガではなく、だからこそマンガそのものであり、マンガ以外の何物でもない。そんな常套的な感想しかでてこないが、ともかく素晴らしいマンガ。途中で二回くらい時計を見て、読み終えてからあらためて見て、一時間くらいで読み終えたなと思ったら、なんと二時間経っていたというマジカル。一時間どこで間違えた。しかし、本を読んでいてこんなに没頭したことはもう覚えていないくらい珍しいこと。憂鬱は治っていないが、どうにかなっている。