信じるものは救われる(とりあえず自分以外を)

 昨日、同僚と飲んだ際に現在の自分の状況を語り若干調子に乗った発言をしたところ、のうのうと酔っ払って帰宅しコンタクトをはずそうとして落とす。で、「くっそぼけがあ〜」と呪詛の言葉を呟きながら十数分間ひざまずいて床をなめるように探索したものの見つからず。コンタクト一枚2万円。いや、それ以上によっぽど苦痛なのはこれから数日間を十年以上前に買ったメガネで過ごさなければならないということ(レンズの度数が高いんで通常店頭には置いておらず注文になるため)。一度経験済みだけれど、あんなに不快で目の前の人の顔もきちんと見えず、仕事にも多大な支障をきたす、それよりも大切な約束の楽しみが何十分の一にも軽減してしまうあんな辱めは堪らない。完全な不貞寝から一夜明け、多少の頭痛は抱えながらも素面の目でもう一度床を捜索してみると、あった。ホッとした。でもきっとこの一夜の身悶えは「お前、あんま調子に乗っちゃいかんぞ」という何ものかの忠言だったような気がしてなりません。はい、今後はうかうかと調子には乗りません。妙な期待もしません。謙虚に謙虚に生きてまいる所存であります。