ちょっと惰性気味の更新が続いてますね

 ぼくはいま本屋に勤めてるでしょ。で雑誌とか担当してるでしょ。そうするともうね、いい加減やり過ぎだろと。なにがってそうデアゴスティーニ。今月から来月にかけて怒涛の創刊ラッシュ全8タイトル。どんだけ創刊号だけ安く売るねんと、嫌いなはずのエセ関西弁まで飛び出してしまいますよほんと。創刊号を安く、モノによってはバインダーもつけてっていう、手法としては「お約束」だけれど、でも実際あそこのマーケティングはすごいと思います。だって実際「チョー売れてる」んだもの。すっげえ売れてますよデアゴスティーニの創刊号。書店の予想を五馬身くらい上回る感じ。はっきりいっていま雑誌デアゴスティーニの一人勝ちだもの。そして、ぼく自身もついに買ってしまいました、マイ・ミュージック・スタジオってやつ。付属ソフトの操作性なんかはやっぱアラがある気がするけど、けどあれで500円未満だったら全然お買い得って感じですもん。「雑誌が売れない」と嘆く業界のなかで、ここまであけすけなやり方で見事に勝ってしまったデアゴスティーニ新自由主義的な今の時代だからこそ評価もされるのでしょうね。