メモ

 雨の休日。午前、プリンタの設定。まずは使ってない椅子の上に設置するが、当然そのままではUSBコードの長さ的にPCには届かない。そこでプリンタのワイヤレス設定を試みるがどうしてもうまくいかず。聞きなれない用語がでてきてさらに困惑。結論、そもそもPCが有線LANで繋げてる時点でプリンタのワイヤレス設定も無理。それでもよっこらと椅子を近づけてUSBで繋いで印刷してみると、たいへんによろしい感じ。午後、しっかりと昼寝をしてから読みかけの村上裕一『ゴーストの条件』読了。いや、正確にいうと第三章の作品論ぽい部分は少しとばす。正直、原典にあたってみないとどうにもうまくつかめないところを感じる、というか、解説だけ読むのはもったいない気もする。ただ、いちおう部分は全部読んだサンホラに関する論はどうしても入っていけなかった。というのもおそらく、例えば「まどかの図像」にはある種の欲をおおいにそそられるところがあるのだけれど「サンホラの音」には全く食指が動かないという、僕個人の趣味あるいは嗜好の問題があるのであって(ようするにああいうビジュアル系な音楽(と中二病的な言語感覚)は全然カッコいいと思わないのだ)、その断絶が実は大きなことのように感じた。これはこの本を読んで気がついた非常に大きな発見だったと思っている。それも含めてとても面白く読んだし、「終わりに」の言葉には素直な感銘を受けた。あと何度かページを繰ることがあるだろう一冊なのには間違いないだろう。
 このところなんだか嫌な夢で起こされるのが続いている。