書店員なのにブックオフ行きまくり

 職場の本屋からほんの数十メートルほど離れたところにブックオフがあるのですが(ちなみに私が勤務する書店が地下1階+6階に対してブックオフは地下1階+4階。どちらもそれなりにでかいのですが明らかに後者の方が客数多し)、一昨日、昨日と仕事終わりに行って数冊購入。なかでも2冊。1冊は筒井康隆の『虚航船団』。初版の帯付き本体ビニール付きで1100円。オークションとかで探してみたけれどなかなか帯付きは無いようで、まあ若干マニアっぽいながらも見逃せぬ買い物。でもってもう一冊が新潮社発行の『日本文学全集22巻芥川龍之介集』。昭和34年初版発行の昭和36年13刷。状態極めて良し。これが105円。ただ表扉に筆記体のサイン(僕は筆記体が読めません。しかもなぜか逆さ)と「1961.10.22」という流麗なボールペン文字が。逆に貴重だっつうの。中古品を「掘る」という感覚はたまりません。特にブックオフなんていう魅力的な値段設定の店ではね。