1円も使わず1歩も外へ出ない1日

 現在も交流がある大学時代の知人が作った映像作品を観る。国本隆史氏の「駅舎に登ろう」(第30回東京ビデオフェスティバル優秀作品賞受賞。すげえ)。いわずもがな、というかいやいわなければわかりませんね、駅舎とはつまりあの赤い三角屋根の「国立駅」のことです。作品へのコメントは別のところでちゃんと考えようと思っているのですが(予定は未定)、ともかく、国立という街に少しでも「棲みついた」ことのある人だったら一度は観ておいて損はないでしょう(全編(15:55)ストリーミングで観れます。→http://tvf2008.jp/movie3/?itemid=16)。他のものも幾つか観たことがあるのですが、国本さんの作品には映像に関わる若者的な青さと、それ以上に、目の前の面白いことを面白がるずば抜けたセンスがあると思います。(プラス当事者として関わりながらそれをフレームに切り取り編集するセンスも。)国本さんと直接に関わった人なら誰しも感じるところですが、それは全て彼の特異な人間性に由来するものでもあります。ともかく、今後の作品を期待せずにはおれませんです。