考えてみれば順当な話

 今日も今日とて本屋バイト。で、たまたま売り場から離れた個室で仕事をしていたら隣で出版社に電話をしていた先輩が、もう注文出しちゃったんだけど次の芥川賞のノミネートになるんだったらもうちょい冊数増やせませんかねえ、みたいなことを言っていた。でもって、電話が終わった後、おろ? もう芥川賞のノミネートって発表されてましたっけ? みたいなことを話したら、いや、公の発表は来年一月の四日なんだけど書店には一足早く情報が来るのよ、みたいに言われる。でもって壁を見たら次の芥川賞及び直木賞のノミネート作家及び作品が普通に張り出されている。うっへえー。初めて知ったわ、っていうかまあ当たり間っちゃあ当たり前かあ。ちなみに先輩が話していた、通常ではあんま売れないから7冊しか注文してないのよ、といった作家さんは個人的に、あれこの人まだ芥川とってなかったっけ? な人でした。