休日

 晴れ間こそ見えないけれど雨は止み、洗濯物もなんとか干せて、どちらかというと涼しくて過ごしやすい一日。銀行からお足を下ろして家賃を振り込み、ご酒を買ったりなんだかんだしているうちに午後も三時をまわり、三日後に返却期日が迫った図書館から借りた本を今日読もう読もうと思っていたのだけれど、だらけきった睡魔に襲われる。惰眠と呼ぶにふさわしい惰眠を臆面も無く貪り、むっくりと起き上がるともう外は夕暮れ。アフタードゥービーヌーンbyスチャ。その後もくもくと本読みにとりかかったものの、果たしてあと三日で読みきれるのかどうか。怠惰。そして驕慢。頭の上でぶんぶんと手を振るって常に払い落としていかねばならぬもの、たぶんずっと続く格闘と心得てひとりむすっとする。