観劇と講演会

 水曜日。早番明けにNさんAさんSさんのいつもの四人で飲む。主にNさんとSさんのプラモの話。だんだんと自分はこの飲み会には別にいらないのではないかと思えてきた。Aさんの振ってくれた野毛山動物園の話もうまく広げられず。3時間飲み放題で帰宅。
 金曜日つまり昨日。冷蔵庫の氷を除去。午前中はコンビニへ行ってチケットを購入したり。昼食後昼寝。起きて16時くらいに外出。池袋へ。ジュンク堂で本を購入。コンビニでヨモギの蒸しパンを買って食べてから東京芸術劇場へ。木ノ下歌舞伎「義経千本桜―渡海屋・大物浦―」観劇。木ノ下歌舞伎を観るのは初めてで、多田さんの演出もすごく大きかったのだろうけれども、とにかく、ものすごく感動してしまった。ラスト、ほとんど涙が流れそうだった。この時代に歌舞伎を上演することの意味、歴史、政治(日本という国家)、そして人が生きて死ぬということ。それらがものすごいレベルで僕じしんの胸に迫ってくる演劇であった。観てよかった。23時過ぎに帰宅して、少し夜更かしをして寝る。
 有給休暇。休日の割には遅く起床。午前中はロックマン2をやるなどだらだら過ごしてしまう。遅番の日と同じような感覚で早めの昼食をとってから外出。神奈川近代文学館へ。「鮎川信夫と「荒地」展」。網羅している範囲こそそれほど大きくないとはいえ資料的に貴重なものが多し。特に『戦中日記』の巻物状の原稿は圧巻。そのあと北川透氏の講演会。鮎川について驚くべき深い洞察が語られたわけではなかったけれど、氏の抱える根本的な意思と問題意識が笑いをまじえながら語られるのは心地よかった。あっという間に終わってしまって、退館。山下公園から桜木町まで歩いて帰る。どうも疲れやすくなってしまったらしい。頭痛も少しするので帰宅してゆっくり寝る。夜、実家から吉報あり。家族が増えました。当人にメールを送るもエラー。ネットの接続が悪くてアニメがなかなか見れず、コンビニでチューハイを買ってきて一人で祝杯。ようやくアニメ3本。二日連続で1時過ぎまで起きていたのはいつ以来だろうか。