失意、足突き指、落語

 木曜日。バイトの帰り際ひょんなことから失意に陥る。こういった馬鹿なことはわかっちゃあいるが何度くりかえしても治らない。無性にむしょうに献血したくなる。夜、通常通り酒を飲んでいて、柱の角に足の小指をぶつける。
 金曜日。駅近辺までチャリで行き、駅まで歩く数分のうちに昨晩ぶつけた小指に激痛が走る。冷や汗が出るほど痛い。やばい。これはまじで仕事なんかできん、医者にいかなきゃあかんだろと駅ビルの表示をとっさに眺めるも、外科の文字はない。我慢してバイト先へ。それでも医者用に多めに金をおろしたりする。足をひきずりながらバイトをしてるうちに痛みはさほど気にならなくなる。
 土曜日。足はやや治る。それ以上に、二日前に落ちた気分が復活。いや、むしろだから俺は阿呆だというのだ。ギョウザ三昧の晩御飯。
 今日。十二時過ぎに思いついて自分には珍しく即行動。上野から根津へ。根津・千駄木下町まつり。十二時半くらいに家を出たにも関わらず、二時開演の会場にギリギリで間にあう。やったね。立川一門。笑二、談笑師匠、休憩を挟んで、談吉、談笑師匠二度目。師匠はもちろん最高。談吉は個人的にかなりお気に入り。若くて談志の直弟子というのがなんかなるほどと思わせる。根津神社へ寄る。Tにメール。池袋まで歩いてみようかと思うが、そうすると帰宅にやっかいだと気がつきアメ横をふらついて上野から品川へ。なんつっ亭でラーメン。わかったことは俺はラーメンがわからないということ。行き帰りの車内で少し書きもの。枠が出来ただけで儲けもの。そういえば午前中に群像にて高橋源一郎「恋する原発」読了。やばい。帰宅後レジストリの削除×1031個。