「EXIT THROUGH THE GIFT SHOP」

 渋谷にて映画。バンクシー監督の「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」。同僚のDさんがバンクシー好きだというところから、最近バンクシーの本出たよねって話になり、それつながりでえっ映画もやってんだってことでさっそく観にいく。パルコ前という映画館の所在地を確認して行ったけれども渋谷パルコの在り処にまず迷い、なんとか焦って辿り着くとパルコ前でガリガリ君の出張販売。イチゴなんとか味購入、一気食い。で、映画。これがまた予想をはるかに裏切るもので……。いや、バンクシー目当てで行ったら絶対後悔しますよ。だってバンクシー本人はおろか、バンクシーの作品もほとんど映像に出てきませんからね。代わりに出てくるのが一人のおっさん。でもって、ネタバレ回避的に言っとくと、この一見変人なおっさんが結局モノホンの変人だった(監督のバンクシー自身が唖然とするほどに)ってことを描いた映画なんですね。いわゆる「現代アート」への分かり易く辛辣な批評にもなってる映画なんだけど、やっぱり圧倒されるのがおっさんの天然変人っぷり。バンクシー目当てでは後悔するかもしれませんけど、映画として、これは観てみて全然後悔しませんよ。でもって、映画館を出てからまたガリガリ君購入(今度はコーラ味。コーラ味食べたの何年ぶりだろう)。ノイタミナショップをざっと見てから渋谷を後に。やっぱ渋谷って楽し。
 帰宅後寝たり雑誌読んだり。深夜のアニメ観賞は欠かせない。