すた丼≠スタミナ丼

 書くの忘れてた先週金曜日のこと。夜から出掛けようと思っており、そのためにはなにか腹に溜まるものをということで昼過ぎに新しくできた日之出町駅前の「すた丼」の店へ。以前品川で食べたすた丼はなにより飯の炊き方が最悪で、もう「伝説の」とか謳ってる新規すた丼屋では二度と食わねえ、なんていって国立の西で食べた「スタミナ丼」はやっぱり美味くて感激したわけだけれど、けれどこうして職場への定期券で行ける距離に店が出来てしまうとこれは一度行っておかざるを得ないわけで。でまず、食券制なのは国立東店からそうだからそれはそれ、驚いたのは580円という値段。え、スタ丼って550円じゃないの?(品川でも580円だったか?)そして、席について水がセルフなのはまあ慣れたもの、見上げたチラシが、そうかホエー豚ってやつか。ホエー豚になってから食べるの初めて。そして食べてみる。うむ、これがホエー豚か。良い肉には違いない。しかし、スタ丼としては噛みごたえがしっかりしすぎているのでは。あたかも国産牛で吉野家を作ったような。けれど、美味い。味付けは一緒なのだろう。全体的に品川で食べたのよりは全然まし。(ていうかあの日が失敗すぎたのか。)あと、味噌汁に限っていえば、モヤシのみの国立店のよりはすごくちゃんとしていた。(熱かったし。)結論。「すた丼」はもはや郷愁として食べるものではなく(個人的な心情としても、物としても)これはこういう一品として食べるべきなのだろうと。満足。しかし、あらためて量多いわ……。並の一杯がこんなにヘビーだとは。半分くらい食べたところで一瞬「やばい、残すかも」って思ったもん。学生の頃はさんざん飲んだあと勢いでこれ食べてたんだから若さってほんと恐ろしい。しばらく食べなくていいけど、思い出した頃にまた行ってみるかね。