大江健三郎ってふつうにいい人?

 先週の土曜日にNHK教育で放送された「芸術劇場へようこそ」がチェルフィッチュの「フリータイム」公演及び岡田利規特集とかで、これは!と思ってビデオ録画したものの、録画開始時間を1時間誤って設定してしまうという失態をおかし、舞台公演の後半部と大江健三郎との対談しか録れてませんでした…。うーん、中途半端に舞台観てしまったし、こうなりゃ「フリータイム」のDVD買うかなぁ…。でも高いしなぁ…。というところで逡巡しております。しかし、岡田さんのあの言葉を選ぶようなとぎれとぎれの喋り方は実に氏の(パーソナリティー&作品の)特徴を表しているように思います。
 あと、今日気になったこと。季刊InterCommunication最終号で読んだドミニク・チェン氏((株)Dividual)の「TypeTrace」がものすごく面白そう。例えばぼくなんかが文章を書く場合に生じる、最終的に残る量の数倍(数十倍?)にも及ぶ「削除される文章」や、やはり文章を書くときに多用する「コピペ」という、その一見「無駄」に見える部分が要するに重要な「痕跡」なんだろうなあと。舞城王太郎のやつとかWEBに流れてんのかな?(↑若干文章訂正しました。)