あと萩原朔太郎の『生理』(復刻版)があった

 最寄り駅の古本屋に久しぶりに行ってみると、以前は18歳未満禁止だったコーナーが縮小して、その部分がいわゆる「古書」コーナーになっていました(嬉)しっかし、「古本」でなくてこの「古書」ってもんに目覚めたのはいつからなんでしょうか。あの薄茶色にすすけた裏表紙をそおっとめくって発行年月日(と初版1刷か否か)を確認する時のあのトキメキってなんなんでしょうか? は、まあいいんだけど、で、今日ざあっと棚を見ていて、思潮社の現代詩文庫がいくつかあって、なんか買おうかなと思っていたところ、別の棚にかつてアップリンクが出していた『骰子(ダイス)』を5冊ほど発見。一冊300円。う〜ん、資料的価値を重んじて敢えていま買うべきかなあと悩んだ挙句、買わずに帰りました。そりゃ、生活に余裕があれば1500円くらい平気で出してまとめて買って帰ったさ(by時給845円)。くそう、書店員なのに古書が欲しくてたまりません。