<現代詩>と<(非)対話>

 食あたりによる胃腸の激的な不調を経て、体重がデフォルトで53キロ台になりました。というのは別にいいとして、ユリイカ今月号の「詩のことば」特集を読んでいるのですが、稲川方人×峯澤典子×佐藤雄一の鼎談がやばいです。なにがやばいって佐藤雄一くんっていう現代詩手帖新人賞をとったらしい若手詩人が面白すぎる、っていうかこの人ちょっとキてる(笑)その知識量と一人語りの饒舌さ。手放しのスノッブ。確かに一般的に「詩」というものは感性一発勝負みたいなイメージが抜け切れずにあるんで(ほんとはそんなこと全然ないんだけど)、彼のような内側からの批評的言説(しかも圧倒的な情報量と引用による)が表に出てくるってのはそれだけで新鮮な感じがします。個人的にもうちょっと頑張って欲しいと思っています。