いわゆる過去の未来

 昔の人が想像した底抜けに楽観的な未来図というものを(ビルの間に張り巡らされた透明のチューブの中を超音速の列車が走ってる・人間がなぜか銀色の服を着ている・食べ物は全栄養成分配合カプセル剤みたいな)そういうのを、ぼくはいままで「レトロ・フューチャー」という言葉で理解していたんだけれども、今日のテレ東で観た14歳のアーティストはそれを「ヴィンテージ・フューチャー」と名付けていました。なるほど、ヴィンテージ・フューチャーか・・・。若い世代の発想にはハッとするものがあります。若い人をこそ畏れよ、という意味の古事成語があった気がしますがどうしても思い出せません。そろそろぼくも「脳トレ」(出た!最新の流行語!)しなきゃいけませんね。