先輩の結婚式に出席しました。実はちゃんとした結婚式に出席するのは生まれて初めてで（物心つかない頃に親戚のに出たのと、兄貴のは手作りの野外結婚式だったし、前の先輩のは立食形式の披露パーティーだったし）、妙に緊張してしまって、フリーター風情が冠婚やテーブルのマナーの一つも知らずにあたふた。まあ、緊張の最大の要因だった楽器演奏も頭真っ白でかなりあたふただったけれど、一度きりのステージに成功か失敗かの判定を持ち出すのも野暮というもの、とにかく大変に良い経験でした。あと、生まれて初めてフォアグラ（だったよねあれ？）を食べたのと（感想、素敵なレバー）、鱸（すずき）の読み方を覚えたのと、仔牛のステーキの付け合せを「干しオリーブだ」なんて知ったかぶりで隣りのタロウ君に教えたけど実際よく分かんなかったのと、食べ物の話ばかりですな・・・。ま、ご両人がいろんな意味で美しかったとか、今後の幸せを心より願うとか、それは敢えて口にせずとも。帰ってきてから、結婚式かあ・・・、とあらためてぼんやりしてしまう気持ちって一体なんなんでしょうか。儀式ってやっぱ大きいです。大きいと思いました。
