薄毛は病気です

 髪を切ろうと最寄駅のぺデストリアンデッキ内に店を構える10分1000円の床屋に出掛けたところ、平日昼間にもかかわらず中には既に順番待ちの客でいっぱい。即あきらめて帰宅した後、「そういえば白髪増えたよなー」なんて感じで合わせ鏡でもって己の頭部をぐるぐる眺めていると、はたと目を疑うような光景が鏡に映し出されました。それは頭頂部、いわゆるつむじのあたりですね、はっきりと「薄い」。それは最早「はげ」と呼んでいただいてもまったく差し支えございませんなくらいに。一年ほど前から急速に生え際が後退しているのは自覚していたのだけれど、頭頂部にまで火の手が及んでいようとは。外堀を気に掛けていたら実はとっくに本丸に攻め込まれていたという衝撃。まあ、今更育毛に精を出そうとは思わないけれども、今度ぼくに会う機会がある人はどうぞお楽しみに。びっくりしますよ。