メモ

 テレビ版新世紀アエヴァンゲリオン全26話視聴終了。決して深い問題提起はしていない(むしろその「自己」の葛藤の描き方は古典的というよりも常套的)と感じたけれども、とっても面白かった。いや、やばいくらい面白かった。アニメ表現としてもあんなのが14年前に地上波で放映されていたなんて信じられないくらい。もっと早く出会っていれば、……いや、この14年のギャップがあってこそ感じ取れる部分があったような気がします。さーて、ようやく「破」が観れるぞ〜、と思ったらとっくにたいがいの映画館で上映終わってんのね。
 数日前、借りていたジョージ・オーウェルの『一九八六年[新訳版]』読了。ハルキよりはずっと面白かったです。ハルキも面白かったけど、なんていうか、蟹工船とかいってないでこれこそいま若者が読むべき一冊だろうと。必読(トマス・ピンチョンの解説が)。
 部屋にゴキブリが現れたけれども全く気持ちが悪くない。ほっといたら結局どっかいってしまった。内実共に仏様に近付きつつある日々。