一度この目で会いたかった…

 いきつけの古本屋に行くと、欲しい本が多すぎる。あと、量的に大したことないんでいままでずっとスルーしてきたレコードをめくってみると欲しいレコードがピンポイントでありすぎる。The Smithsのシングルとかタモリの4枚目とか所ジョージの1stとか。金さえあれば…、と月収11万の身の上がうらめしい。
 で、その古本屋で買った金子光晴『詩人』(1957年、平凡社)を読了。ここ十年で、ということは自分の人生においてそれなりに本を読み始めてから出会った本の中でも5本の指に入るほどの名著。間違いなくあと何遍かはこの一冊を読みかえすことになるでしょう。激しく心を揺さぶられました。文庫にもなっているはずなので普通に手に入る一冊かと思いますのでよろしければ是非(ただ原文がまま収録されているかどうかは確認していませんが)。っていうか、じぶんも文庫でも買おうかな。