貰った日本酒梅錦が甘くて美味い

 先日から悩みながら書き始めた文章が思うようにいかず、というか完全に頓挫し、かわりにあれこれと読む他人の文章がことごとく素晴らしく才気に満ちたもののように感じてしまう。ダミだおれは、と卑屈になったところでどのみち文章も進まず。酒も進まず。
 友人にいわれて昔に自分が撮った写真を引っ張り出してみる。かなりの量の写真があったけれど、全てが長年の超湿気に満ちた押入れ生活によってバリバリに引っ付いている。ネガはかろうじて無事みたい。大半がサークルの写真で懐かしいの半分、痛いの半分。ときおり出てくる自分自身の写真は、若いの半分、今と全然変わらないの半分、意外とサマになっててつい見入ってしまうの半分。さすがに自分の昔の写真を客観的に見れる歳になったってことか。