雑感

 TVで朝のニュースを見ていて京葉線が停まっちゃってタイヘンだあなんてな映像が流れておりまして、しかしまあ、なんですなあ、あれ見ててなんじゃあありゃあってな気になったのは僕だけでしょうか。駅前にわんさと密集して、あるいはずらっと並んでバスやタクシーを数時間待ちだなどと「アホとちがうか(敢えて関西語)」と。いったいタクシー数時間待って何所にいくつもりかと。そんだったらテクテクと自分の二本足でもって歩き出した方がよっぽど早く目的地に着くだろうし、見たこともない町並みを眺めながら歩くのはそれはそれで楽しいだろうと思うのですが。電車が動かんからといって「なんとかしろ」なんて怒っている人がいますが(大抵はいい年こいた大人)、駅員さんだって額に色んな汗して頑張っているんでしょうし、電車が動かんのはこれはっきりいってしょうがないのであって、はっきりいってこれいい年こいた大人が甘えているんですなあ。表面上の責任さえ押し付けときゃあ誰かがなんとかしてくれるだろうと。だからゾロリと集まってボンヤリしてみたり、ズラリと並んで自分ではなんの工夫も凝らさずにただイライラしてみたり。あういうの見ていて「なにしとるん?」ってのは全く正常な感覚かと思われるのですが、どうなんでしょうか。