家を出ていく

 21日。朝は食パンを台所で立ったまま。洗濯。ちびと散歩。そして、Yさん出ていく。実家に連絡など。昼は買っておいたチーズ蒸しケーキ。掃除。お父さん来訪。話す。長い人生、いろいろなことがあるものだと。とにかく様子を見ることに。どこにも出ずに夜は惣菜の唐揚げ。寝る。
 22日。朝は食パンをトーストして。洗濯に布団干し。掃除。午前、お父さん来訪。離乳食などやって昼は唐揚げと惣菜の焼き鮭。夕方、再びお父さん来訪。敷布団を持っていってもらう。かたじけない。同僚にメールで明日の件を伝える。夜は買ってきてもらった牛丼。夜も更けてLINE。少し氷解したか。誘われたが流石に遅いので断り、冬の毛布を床に敷いて寝る。
 23日。午前中は一連のことと支度。離乳食などやっているうちに昼過ぎ。しびれを切らしてお父さん来訪。慌てて三人で出る。実家へ。Yさん少しは落ち着いているか。しかしちびへの距離はまだ開いたまま。昼飯として出前をとってもらう。自分は冷やし山菜そば。一休みしてからお父さんと二人で出る。バスに乗って買い物。全部出してもらう。マックでシェイクを飲んだり。実家に残った二人についてまだ不安を起こす連絡が来たりするも無事に帰る。自分はうっかりジーパンを履いてきてしまったためにいったん仕事着に履き替えに帰ったり。花火は見当たらず諦める。三人で早めの夕飯。テレビを見てくつろいだり。自分は風呂をいただく。よその家の風呂に入るなんていつ依頼だろうか。タイルの洗い場が気持ちいい。夜はちびと二人の部屋で寝る。風が心地良い。虫の音。
 24日。朝はだいぶ早く目が覚めてしまう。そして六時過ぎに声をかけられて起きる。目玉焼きの朝食をいただく。ゆっくり支度をして直行で出勤。いわゆる火曜日。お昼はお父さんが持たせてくれたおにぎりを公園で食べる。柔らかくて美味い。丁寧な仕事だなあ。それほどのこともなく終えて帰る。Yさんまだ本調子ではないか。夜は焼き鮭。Yさん美味いと喜ぶ。布団がないままに寝る。
 25日つまり昨日。ちびのおむつを処理してから出勤。まあまあの水曜日。家が心配ではある。帰り、披露しているYさんと連絡をとっていて、そのつもりではなかったけれど、自分の吝嗇癖から失敗をしてしまう。後悔先に立たず。いや、これは日頃の自分の思考を責めるべきである。ドラッグストアを回って目的のものを探して買って帰る。消尽。帰って謝罪。なんてことだろうなあ。Yさん、許してくれる。ありがたい。気を引き締めなければならない。夜はお父さんからいただいた寿司。ばらばらになったものを重ね直して。そうしていければ十分なのだ。何回だって。眠れない夜を寝る。
 今日。朝はふっくらバーガー。大量に洗濯。ダラダラして昼。昼はレトルトカレーハナマサで買った激辛がそれほどでもない。離乳食なんかやって、Yさん支度をする。見送りに3人で出る。バスに乗る直前でYさん、手招きするのでなんだと思ったらケータイを忘れたと。自分のスマホを貸そうか迷うが間に合わず。大丈夫だろうか。不安はいつまでも続いていく。