追記にチャーハン

 15日追記。雨に降られてびしょ濡れになったけれど日ノ出町に着いた頃には雨が収まっていて、野毛山をこえた辺りではもうシャツもほぼ乾いて帰りを急いでいたところ、住宅の門の下から顔を覗かせてフーッと唸るものがいる。あ、と思って「タヌキさん」なんて声をかけてスマホを出そうとするうちにサッと飛び出して向かいの家へと逃げ込んでしまう。その時に見た尻尾が縞模様だったんだなあ。あれはタヌキではなくてアライグマだった。Yさんから聞いてはいたものの、こんな方にもいるのだな。

 16日追記。昼飯を食べて公園から坂道を下っていると、バタ、と脇に落ちるものがあって、見るとアゲハチョウ。おや可哀想にと指先で触れてみると様子がおかしい。なんとスズメバチが食らいついているではないか。慌てて指を引っ込める。スズメバチに襲われるアゲハチョウを気の毒に思いながら、これも自然の定めと撮影。なんだか生々しくて動画で撮ることはできなかった。

 17日。朝は時間的に余裕があるはずなんだけれど弁当詰めたりチビを風呂に入れたりしているとあっという間だなあ。洗濯を干して出勤。仕事は至って順調。平穏だけれど騒がしい木曜日。Yさん、検診へ。お父さんがついて行ってくれて助かったとのこと。そして、良い助産師さんに当たってずいぶん心が軽くなったそうな。良かった良かった。帰って夜はお父さんのチャーハン。ご飯がパラパラで激烈に美味い。どうやって作っているのだろう。惣菜で買ってきたおいた春巻きがかすむほど。発泡酒だと思って開けたのがビールで驚いてしまった。思わぬ贅沢。

 18日つまり昨日。いつもの朝。チビを沐浴させてミルクを作って出勤。通りがかりに見かける植物の多い庭を持つ平屋の家、ついに取り壊しが始まった。住んでみたかった。仕事はまあ危険は多いけれど順調は順調に終わった。帰って夜は惣菜の赤魚の粕漬けに唐揚げ。胸肉とはいえやけに固い唐揚げだなあ。チビ、落ち着いている。心配事といえば丸一日うんこが出ないことと、体温が高く感じられること。ミルクの量は増やしていいらしい。夜は比較的しずかに寝るようになったか。