何回だってやり直すさ

7日。Yさん、朝から不安なのか涙を流すほど。天気は日が差したり大雨が降ったりまるで熱帯のようだ。昼まではひたすら疲れを訴えていたが、夕方あたりから怪しくなる。自分の帰りまでは持ちこたえていたがとうとう決壊。隣の部屋へ引っ込んでしまう。夜はお父さんが持ってきてくれたカツ丼。温めることもせず冷たいままで。落ちた草団子。深夜、Mのミルクにおしめ。一人で語りかける。
8日。朝、恐慌。一晩寝たら落ち着くのではという期待は脆くも破れる。Mにまで手が延び、さすがに声を高める。電話に出ず、電話に出られずで出勤。して早々に有休の打診。温かな職場で本当に幸福だよ。昼はそれなりのライン。ひとまず安堵。仕事はこれまたスタッフが少ない上にヘルプの人がいたりで、よく事故が起こらなかったもの。どうにか終えて帰路。笑顔の写真など送られてきて徐々に氷解。自分は自分でこれまで話したことのなかった仕事での印象の話しなどする。切れるカードは惜しみなく切っていく。帰宅すると安堵の館。夜はお父さんの持ってきてくれたジンギスカン弁当。もちろん美味いよ。そうさ。もう取り戻せないものなどない。乗り越えられない壁などない。
9日。順調に出勤。昼は惣菜パン。わりと大変だったのは人数が少なかったからか。終えてMを風呂に入れて夜は出来合い惣菜。卯の花に煮豆。イワシのつみれフライ。夜はYさん、正体不明の虫刺されで痒みに苦しむ。あとは股のひきつるような痛み。
10日。初めての有休。ゆっくり起床。朝は菓子パンなど。大量に洗濯。昼は卵焼きなど食べて支度をして出る。タクシーを拾って病院へ。Yさんが検診を受けているあいだ横浜橋まで買い物へ。ダニアースに生理用ナプキンを生まれて初めて購入。診察の時間が分からないので急ぎ目に戻る。そしたら結局一時間以上待つはめに。暇潰しに血圧を測ったら上が99という低血圧。ようやく出てきたら抜糸してもらってずいぶん楽になったと明るい顔。ホッとする。処方箋薬局で薬をもらってタクシーで帰宅。したらお父さんが家の前にいて驚くなど。しばし休んで夜はお父さんの親子丼にホッケ。満腹。Mはよく寝てくれる。Yさん、良い父母ではなかったと人知れず涙を流すなど。
11日。快晴。仕事はまあまあ大変だが、これくらいなら慣れたものよ。順調に終えてアカホンで粉ミルクを買ってダイソーだのファミマだの百ローだのまいばすだのに寄って帰ったら22時。Mの風呂だのなんだので夕食は23時。ひまわりのシウマイだとか。一段落してこうしてスマホでこれを書いている。もっとフリック入力に慣れればこのスマホで更新方式で良いのだけれどなあ。