調理実習と危機

 19日。薄曇り。朝は自家製食パン。分厚く切ってトーストに。これがとてつもなく美味しい。上手く焼けたものだ。嬉しい。洗濯。お父さん来訪して鶏肉とホッケを持ってきてくれる。午前に出かける。近所のバス停からバスでみなとみらいへ。車内でYさんまた文句。しかしバスは便利だなあ。ちょいと歩いて西松屋へ。浴室用品などを購入。お風呂マットが嵩張る。そのままオーケーで買い物。出てから公園でアイスを食べてマークイズへ。3coinsでYさんの物とユニクロは目当てのエコバッグがなかった。持参のエコバッグから魚の汁が漏れ、ズボンに付いて気持ち悪し。歩いて駅前のビルで無印を回ってバス停へ。バスで再び最寄りのバス停まで帰る。もうバスを使わなければならんのだ。帰ったら意外と良い時間に。昼も食べてないなあと言いつつシャワーを浴びて早めの夕食に。いただいた鶏肉とホッケ、それからカップ焼きそばをけっきょく足りなくて2個。菓子なんかも摘まんで良い気分。実は昨日のアルコールのせいなのか今日は朝から頭痛がしたのである。出かける前もちょっと迷ったりしたのである。ともあれ買い物が済んで良かった。Yさんに心配されつつ横になって寝る。
 20日。明け方に目が覚めたときにはまだ頭が痛くてマズいなあなんて思っていたが、再び目が覚めると痛みは抜けている。ホッとする。Yさんに心配されて朝の出勤で職場近くの駅からバスを使うことにする。バス停で同僚のMさんと顔を合わせる。どうやら時間がありそうなのでスーパーでバナナを200円引きで購入してからバスに乗る。楽チンだなあ。早いなあ。早く着きすぎたので公園で休んでから出勤。仕事は無事に終了。送り迎えがないので時間を持て余し気味になったり。帰りは歩いていつもと違う道で駅まで帰る。迷うことはない。階段ではなくて坂道なぶん、行きもこっちの方が楽かしら。まっすぐ帰って夜はマグロのアラ煮。やや脂っこい。味噌汁は食べる煮干しを使ったそうでこれがとても美味い。うちもこれから煮干しにしようかなんて。ビール的な物を買わなかったし昨日から調子もいまいちなのでホワイトリカーのカルピス割りだけ飲んで寝る。
 21日。薄曇り。洗濯。出勤は昨日の帰りに通った道で。どちらかと言えば楽なうえに数分だけれど早い。風景が庶民的なのも良い。今度からこっちを使おうか。仕事はメガネに打撃を受けたりタイムカードで何かあったりしたけれどまあなんてことないさ。冷凍庫の氷除去なんぞもしたりして。また送り迎えがなくて時間がいっぱいだなあ。終えて帰って夜は豚肉の発酵キャベツ炒め。酸味があって美味い。体調はだいぶ戻った感じ。Yさんは苦しいと言っている。そうだろうなあ。
 22日。雨。ちょうど家を出て駅へと向かう時間帯で土砂降り。こんなんなら履き替えように別の安い靴下を履いてくれば良かったなあなんて思ったり。道すがら何度も靴を脱いで靴下を絞る。職場の近くまで来るともう傘が不要なくらいの小降りに。どうしようか迷いつつ昼は公園へ。靴と靴下を脱いで乾かしながら弁当。陽まで差してくるほどの天候に回復。仕事は部活的な感じでまあ危なげなく終わる。帰って夜は手羽元の甘酢煮込み。煮干しの味噌汁が美味いなあ。
 23日。小雨。調理実習があるってんでエプロンと三角巾代わりの弁当包みを余分に持って出勤。したら肝心の制服を忘れちまった。職場に常備してある物を借りる。午前中から生徒がいたけれどとっても静かな一日。自分も静かすぎて困るくらい。実習はいまいち盛り上がらず。けどまあ楽しんでくれたかもしらんし。終わって帰りに気になるパン屋に寄って丸いパンを購入。あれこれこだわりがあるパン屋だけれど店員さんの感じは良い。値段はまあまあ高い。夜はグラタン。自宅でグラタンなんて初めてで楽しみにしていたのである。食べてみるとこれがまあ美味い。美味しく作ったなあ。二便も作って大量に出来たので明日の朝食にも。Yさん、欲しかったピアスが売れてしまって落ち込んでいる。
 24日。つまり昨日。薄曇り。風邪気味が続き、朝食前に粉末の葛根湯を飲む。朝は昨晩の残りのグラタンに高かったパン。グラタンは美味いがパンはまあまあ。そして、Yさんの様子がおかしい。目をボーッと開いて考え事でもしているかと思えば涙が頬を伝う。ピアスのことを後悔している。ともあれ自分は早出勤なので家を出る。仕事は順調。実習もまあまあ楽しくできたか。危険な子からエプロンを褒められ、付け外しをしてもらう。やはり友達と一緒に遊びたいのだなあ。昼休憩のメールも芳しくなく、不安に思いつつ真っ直ぐ帰宅。Yさん、まだ気落ち。表情少なく、言葉もほとんどない。夜はお父さんの持ってきてくれた鰻丼。美味いがいかんせんYさんが落ちている。言葉少なに食べ終えてしばらく黙ったまま時間を過ごす。不機嫌なわけではなさそうなのだが。横になってからマッサージ。時間をかけて入念に。だいぶほぐれたか。一緒に歯を磨いて横になって寝る。大丈夫だ。もう何があっても乗り越えられるさ。