祝福

  15日続き。電話が来て明日は希望の職場に入れないので別の職場を勧められる。断ろうと思ったもののどうしてもと言われ、まあ仕事は仕事だしと請け負う。けれど、もしかしたらめちゃくちゃ忙しいのではないかと不安になる。安請け合いをやや後悔。それからオーケーへ。帰ってきて書き物の手直しを少し。薄暗くなってからYさんを迎えに行って帰って夕食。加熱用マグロの鍋。美味いけれど脂がすごい。

 16日。早朝から出る。駅へ向かう川で何回か見たことのあるアオサギらしき鳥が泳いでいるのを見つける。おや、と思っていると水面から飛び立ち、上空で輪を描いて飛び去っていく。自分は祝福されていると感じる。気分が晴れやかになる。バスで現場へ。めちゃくちゃ忙しいのではというのは杞憂であった。むしろなにもせずに待機している時間がそうとうある。これは良い現場かもしれない。ただし、同じ派遣で来た男に一人妙なのがいる。この歳であの態度は大丈夫だろうかと思うが、自分は自分とこの会社の取締役だからと言っており、心配する筋合いは無い。ともかく終えて買い物をして帰宅。夜はYさんの作った鶏と鮭の酒粕鍋。おじやも美味くて温まる。バスの中からどうも頭がふらつく感じで熱を測ったら微熱。大人しく休む。

 17日つまり昨日。Yさんを送って帰ったらどうも調子が悪い。布団を敷いてしばし横になる。1時間くらい休んだらだいぶ回復。昼飯に目玉焼きとウインナーを食べて支度をして出る。バイト。学校が休み期間に入ったらしく、ものすごくヒマ。こんなんで給料を貰って良いのだろうかというくらい。それでも一度だけ生徒に受けた質問にまたしても最後まですんなり答えられず。落ち込んでしまう。インターネットでの授業の説明も受ける。落ち込んだまま帰路。遅くなったのでYさんは先に食べたとのことで一人でマグロインスタントカレー。夜中に起きて寝付けないのはいつものこと。

 今日。快晴。Yさんを送ってから買い物をして帰って洗濯。なんだかんだで昼過ぎ。ああ、またこうして時間が過ぎていく。午後は別のスーパーに買い物へ行く予定。金も無い。来月はもう少しマシになるだろうか。それよりも年末までに書き物を仕上げられるのだろうか。