ベトナム料理と歯医者

 21日続き。OKへ自転車で。目的の油は無く、ものすごく混んでいたのでブリのアラなど買って退散。けっきょく実家には行かずYさんと選挙へ。結果にはもはや落ち込むにあたらない。

 22日。しかし落ち込んでいる。駅まで歩いて出勤。仕事はもうほとんどスポーツの作業。昼休憩はベンチで。ギリギリ持ちこたえている空。近くに寄ってきたスズメに米粒やパン屑をあげるのが楽しみになっている。小降りの中を帰宅。何気なしに水槽を見ると穴が空いている気がする。フタを開けて朽ち木をひっくり返すとなんと!去年アパートの前で拾って飼育していたカブトムシの子どもが成虫になって出てきているではないか!さっそくYさんを呼んで一緒に見る。感動。本当に良かった。生きるための救いはまだある。

 23日。昼の弁当はYさんがご飯に海苔を敷いてスタ丼ぽくしてくれた。嬉しい。帰宅してカブ子どもが一日出てこなかったということで土を掘り起こしてみる。ついでに表面のキノコバエの湧いた部分は取り除く。それなりに深いところまで潜っていたカブを取り出してバナナをあげると必死に食べている。良かった。夜、Iくんから木曜日に飲まないかとのメッセージ。Yさんも行く気になっている。

 24日。朝礼でリーダーから明日面談をするとのこと。仕事はほとんどひたすら登録作業。最近の心の不調もあって簡単な入力ミスがものすごく多い。集中力と注意力の欠如。ダメだよこりゃ。昼休憩の時間に急いでレゴランドへ行ってみる。Hくんへのお礼の品を買うつもりだったけれどいまいちピンとくるものが無く退散。コンビニのイートインスペースで慌ててパンを食べる。帰宅するとYさんの浴衣が来ている。お父さんが実家で探して近くまで持ってきてくれたとのこと。

 25日。仕事は変わらずミスばかり。昼休憩はベンチでおにぎりとパン。スズメたち来る。すごい日差しだけれど職場が涼しいのでちょうどいいくらい。午後に面談。簡潔に自分の考えを伝えるとじゃあ契約期限までってことでと冷淡に面談が終了。まあそうだよな。これでいいんだよ。帰りは京浜東北線で関内まで。浴衣のYさんと落ち合ってダイソーなんかで時間を潰してから集合場所へ。先にYさんとSさんいる。Yさんは初対面。Iくん来る。さらにEくんとHくんが来て歩いてベトナム料理屋へ。久しぶりの訪問。ビールやネプモイを飲んで楽しく話す。相変わらずのYさんの話が面白い。途中からAさんも合流。それなりに食べて飲んで解散。楽しかった。Yさんと歩いて帰宅。シャワーを浴びて寝る。

 26日。行きは久々に駅までバス。しかし、途中でパノースがやってきて横浜駅でトイレへ。けっこう待ってから順番が来て、中でも逡巡があり、ギリギリまで粘って済ませる。どうにか始業には間に合ってホッとする。でも仕事は変わらずミスばかり。それでも先が決まっているので気は楽か。お世話になったHさんが今日で異動とのこと。簡単に挨拶を。帰宅して夜はブリのアラ煮。食べ終えるくらいにYさん調子が悪いと言い出す。そして自分も腹痛が。しばらくすると治まる。夜は暑い。

 27日つまり昨日。午前中は洗濯など。Yさん調子が悪く、それでも昼にカップラーメンを食べると少し回復。二時半くらいに布団を抱えて家を出てコインランドリーへ。かねてより懸案だった敷き布団を思い切って洗濯。コインランドリーが慣れていないのでうっかり1000円コースのボタンを押してしまい、キャンセル出来ないうえに札の投入口が無く、仕方がないので自販機で1000円を崩したりしてそんなこんなで慌ててセットして出てから歯医者へ。いったんは逆方向へ歩いていってしまい汗をかきながら着いたものの肝心の取れた詰め物を忘れたことに気が付いてもう一回うちの近所まで取りに行ったりして(Yさんが近くまで出てきてくれた)とうとうシャツまで汗だく。そんなんでレントゲンを撮ったりして詰め物は簡単に付けてもらえた。けれど奥歯の数年前に取れている部分も治療しましょうとのことで予約を入れたりする。さてコインランドリーに戻ってYさんと落ち合い、終わった布団を出してみるとまだ乾ききっていないうえに中綿が寄りに寄ってしまっている。それをIKEAのバッグに詰めて抱えたまま買い物。Yさんどうにも元気がない。買い物を終えて帰って熱を測ってみると微熱。どうやら風邪らしい。最近はエアコンをつけていたせいもあるのだろうか。夏風邪は長引くと聞いているがそうはならないであってほしい。夜はお粥。ご飯のおしかけをしようとしてお米をぶちまけてしまう。僕もまたどうかしている。こないだの飲み会で話題になった織田作之助の「六白金星」を読む。いつもよりは早めに寝る。夜中に地震がある。

 今日。大雨が上がって好天。Yさんを送ってからジーパンと通勤に使っているバッグを洗濯。他にも洗濯をしたり掃除をしたりエアコンを拭いたりしてだいたい午前が終わる。午後はお父さんがうな重を持ってきてくれるそうだ。この時節にウナギを食べるのは気が引けるが、なんせ親族に鰻屋がいるのだから仕方ない。少しは元気が出てきただろうか。そうでもないか。