メモ

 玄関より呼び出しチャイムで起こされる。そういえば今日は12〜14時に配達物が届く予定だったんだっけ。ということはもう12時過ぎてんのか? とケータイを手に取り時間を表示させると12時半くらい。ともかく起き上がり慌ててメガネをかけてパジャマ姿で配達員さんと応対。昨日寝たのが0時過ぎだったから12時間ほど寝ていた勘定になる。明け方目が覚めて布団の中で嫌な想像に苦しんでいた時間も長かったのだが。
 家賃を振り込んだり100円ショップでぞうきんを買ったりして帰宅して、少し小説に目を通してから再び3時間ほど寝る。うつつの状態になるとしつこく嫌な想像が頭を巡ったりしてとても辛い。想像を振り切り、寝転んで本読み。
 入間人間嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』1巻読了。割りと意を決して読み始めたのだけれど、それ以上にハードな手ごたえ。これ2巻以降どうなるんだ? 恐るべし。
 群像1月号、堀江敏幸「燃焼のための習作」読了。やばい小説でも感動する小説でもなく(いや、もちろんそのどちらもなのだが)、とにかく良い小説。テンポが軽やかで飽きさせず、ところどころでグッと心を掴まれる。非常に澄んでいながらどこまでも深みのある湖のような、といったら歯が浮くような気がするがそんな小説。この人も間違いのない小説家だ。
 年末。テレビの詰まらない時期になってきた。