犬と猫

 朝、早晩。一昨日の早番に続いて「お腹急降下」にて横浜駅で足止め。今日はなんとか間に合ったけれど一昨日は本当に久しぶりで遅刻したのだった。これも飲み始めた焼酎のせいだろうか? 朝起きた時の体調はずいぶんと良くなった気がするのだけれど。まあ、もう少し焼酎でやってみよう。今のところだいぶ安上がりになる見通しだし。
 帰り。いつもの通り道でいつものよぼよぼの老犬、その餌目当てで寄り付いたであろう野良猫といつの間にか仲良くなってしまいたまに見ると猫と一緒になって小屋の辺りをウロウロうろついたりしていた老犬のいる家をひょいと覗くと、犬小屋の前には花瓶に活けられた花が。はっとする。もちろん一度も触れたことも声をかけたこともないし、名前すら知らない犬ではあったのだけれど、ものすごく悲しい。こんなに悲しい思いはいつ以来だろうか。いつからだったかはもはや思い出せないけれど駅への行き帰りの楽しみの一つであったことは間違いないあの犬と猫の微笑ましい睦まじが終わってしまったことを思うと、あらためて喪失感がつのる。天国で幸福であることを祈る。
 帰宅後、寒さ対策としてすきまテープを設置。けっきょく恵方巻きも豆も食べずじまいであった。