読んだりなんだり

 明日予定の職場の忘年会の幹事を任され、それが(いや俺は別に適当でいいんだけど心配性であれこれ手伝いをしてくれていた先輩が)あれこれ大変でやや消耗。が、明日はなんとかなりそうだ。ていうか、忘年会のひとつくらいなんとかならない方がどうかしている。
 本。西村賢太『暗渠の宿』(新潮文庫)読了。氏の作品は新潮で一度読んではいたけれどこれもまた驚くほど面白かった!久しぶりに電車内で読んでて笑いをこらえるのに必死だった。ラーメンの茹で加減で同棲相手とケンカをするくだり、そして下半身裸で尻を拭っている瞬間に便所をドアを開けられて同棲相手を無言で張り倒すくだりなど、何度も読み返してしまう。なんだか、自分の書く文章にひとつの啓示(というか思い出し)を与えられた気すらする。昨日、現代詩手帖12月号購入。通常号の2倍ほどの価格に一瞬ひるむもそこを敢えて購入。そういえば注文していた詩集もすでに届いているそうだが、明日(ひょっとしたら明後日も)の飲み会のことなど考えると懐が寒くなるばかり。おかげでハガレンは立ち読みで着々と進めている。