メモ

 午前中、FF5クリア。セーブデータに記録されているプレイ時間は26時間くらいか(あらためて確認する気はなし。しかも全滅した際の時間まで含めたらプラス数時間……)。これを始めたきっかけはただ単にラスボスの台詞をもう一度見たかっただけなんだが、それが記憶していたのと異なり「宇宙の 法則が 乱れる」としっかり漢字表記だったのは意外。ていうかネオエクスデス弱かったなあ。一回で勝てたし。そして、エンディングがあそこまで長かったとは。
 村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』読み始める。まだ上巻の半分くらいだけれど、これは予想違いに面白い。85年の作品らしいが完全にセカイ系入ってるじゃないか。なるほど、こういうことかと。そして、翻訳可能な文体という表現にあらためて激しく納得。決して好きではないが、それほど嫌いでもないことを発見。
 一時間遅れでDOMMUNE大竹伸朗×都築響一対談を観る。ものすごく面白い。中でも大竹氏の言葉にはおおいに心を動かされる。不十分だがその切れ端を。「ハッピーなところからは何も生まれてこない」「挫折した時こそ自分にノルマを課す」「本当に重要な出会いは金も名声も持っていない時にやってくる」「50歳は完全にガキ」。一見そこらの自己啓発本に出てきそうなフレーズだけれど、大竹氏の口から出てくるとその説得力がはんぱない。それは氏が苦労人だからというわけでは決してない。ある種のリアルパンクスだからというのとも違う。おそらく氏の作品がその説得性を裏付けている一因だと思う。
 ということで、自分にもノルマを課そうと、今日から1日1篇、詩を作ることにする。でもってさっそく原稿用紙に書いてみたんだが、あまりの不出来に丸めてゴミ箱へ。ともかくもう一回書いてみるけれど、才能が無いにもかかわらず詩人という因果な人間に生まれてしまったことを恨むばかり。