読んだものなどメモ

 昨日、文學界の東×堀江対談と新潮の東×平野対談をざっと読み。東×堀江は全体的になんとなく既視感があった(双方の志向をなんとなく知ってたからかな)に比べ、東×平野対談はとても面白く読めた。『ファントム、クォンタム』も『ドーン』も読んではいないのだけれど、両者の「文学」に対する意識や期待などが新鮮に感じられた。テン年代の東氏は本当に思想のゲームボードから下りてしまうのだろうか? いやそんなのはネタに違いない、と思いつつも、やっぱりそのあたりワクワクさせる手腕はウマイ。
 クリス・アンダーソンの『フリー』ようやく読了。特に画期的な発見があったわけではないけど、あらためて言われるとなるほどと思わせられること山の如し(形容間違ってるし)。十分満足の一冊。
 今日になってやっと『ゼロ年代の想像力』購入。まだ全然読んでない。今年中にはこの辺をさらっとこうと思うのだけれど、こないだの文フリの収獲もほとんど手をつけてないし、どこまでいけるのだろうか。全然関係なくtwitterやりだすと止まんないし。