自分の覚えている限り生まれて初めて「ぬれ煎餅」を食べる（実家からの包みに入っていたもの。銚子電気鉄道株式会社製造だと。貰い物か）。味がしっかりとのっていて美味い。お茶請けに良さそう（いまはチューハイのつまみとして食べてるけど）。
トーキング・ヘッズのライブ盤を借りて聴いているのだけれど、とても良い。最初は初期の方が好きかなと思ったけれど、８０年代に入ってからのもこれはこれで良いんじゃないかと思っている。
昨年、じゃないや今年だ、ひと頃騒がれた「蟹工船ブーム」だけれど、実は読者により大きな影響を与えたのは新潮文庫で併録されている『党生活者』の方なのではないだろうか。この活動家的生活への倒錯した憧れ！（ある意味セカイ系？ いや、いい加減な物言いは避けましょう。）
給料が出たら買おうと思っていた本を買う前に、読まなければいけない本を何人もから何冊も借りてしまい、せっかく自分で買った数冊すら読まずに溜まっていく溜まっていく。ちなみに自分は極度に活字を読むのが遅いようだ。それもこれも、自分がつい文体で文章を読んでしまうからか。
自分の実兄が書いた文章をおそらく十数年振りに読む（地元の特殊な新聞に掲載されたもの）。そのレトリックのあまりにも出来すぎてる感に、我が事のように笑ってしまう。いや、本当に良い文章で、とにかくアハハと声をあげて笑う。
