ヤンデックとかパルチザン伝説とか

 最近通勤の行き帰りに聞いている「文化系トークラジオLIFE」でも話題として取り上げられている“失敗”ってやつですが、ほんとにそれは主観的or客観的ってことをはじめとして、なにがどうってのが分からないところではあって、通常であれば社会人6年目(?)くらいのこの歳にしていまだに月収が12万円前後という現在の自分は明らかに“失敗”しているのだけれど、かといって普通にサラリーマンをやっていたらこんな素晴らしい環境には出会えなかったんじゃないかな、ってのがひとつにそうCDや本の貸し借りの話。もちろん単純にそれぞれが金が無いっていうこともあるのですが、さすがにこの歳になってもこんな生活している人たちってのはなにかしら持ってるものがあるのでして。普通のサラリーマンてこんなにも頻繁に同僚の間で本やCDの貸し借りが行われるものなんでしょうか? それも「このCDのベースの音やべえよ」とか「この本っていまは絶版になってますけどやばいっすよ」とかいう会話と共に。こっちもそれなりの知識は持ってると思ってたんだけど、やっぱそれを聴いたり読んだりするとぶっ飛んだ経験をすることになり、そんなところで、ああ、たぶん俺は金は無いけどこっちに来て間違いじゃなかったんだな、たぶん、なんて考えたりするわけです。で、近所に住んでいる同僚から素晴らしいキンメダイの干物を頂いたり、全然違うけどそんなのも楽しかったりするわけです。