読書

 書店員のくせに図書館を頻繁に利用するわたし。だってタダなんだもん。歴史的に鑑みても図書館というものがその地の文化に寄与する影響とはいかばかりか云々って以前にもここに書きましたっけ? 忘れてしまいました。で、今日借りたのが内田百輭の『百鬼園随筆』と町田康テースト・オブ・苦虫〈4〉』。(町田康の方は2巻を借りるつもりがどういうわけか『・・・4』を『・・・Ⅱ』と見間違えてしまう。)70年の歳月を隔てた両エッセイ。珠玉の味わい。こういう文章はやはりチビリチビリとやりながら読むに限ります。