酒と音楽と人生と

 昨晩はバイト後に昔、といってもたかだか二年前ですが、住んでいた街に赴き、昔、といってもたまに会ってる人間もいるのですが、の友人知人と久しぶりに会いました。でも、なかには全く予想外であった人、例えば彼女が大学卒業したときに顔を合わせて以来ぜったい会ったことないよな、という人とも再び出会い、ああ、それだけでも今日来た甲斐あったわ、と思い、ていうか、もうこの年だからさすがに人と出会うこと自体に「ひょっとしたらなんかあるかも」的な過剰な期待を予測するなんてことはないけれども、けれども、こうして久しぶりの人と会うということそれ自体が嬉しいなあ、って、それを素直に肯定しようかと、まあ、単純に年をとったってことですね。で、昨日いわれて気がついたのですが、今日はある人の誕生日だそうで。もうその人はいないのだけれど。だからぼくは今日こうしていつにもましてお酒を飲んでみるわけで。さっきまで書こうと思っていたことがあるのだけれど、やっぱやめとこう。今日もバイトで、明日は休みです。些細な世間とのズレ。例えば時間感覚の、それが自分を生かす動力の一つとなっている気がします。