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四畳半神話大系

四畳半神話大系

 数日前にやはり市立図書館で借りたもの。読了。ユリイカという雑誌にて始めて氏の文章を目にして以来、森見登美彦という人はどうにも自分の心にひっかかる存在です。かといって、特に作風にシンパシーを感じるとか才能に瞠目するとか著者近影に同性ながら恋焦がれるとかいうわけではないのだけれど、なんとなく気になる。ともあれ、『四畳半神話大系』は読み進めていると何度も「一回読んだものを読み返してる感」に襲われながら、しかし、一冊読み終えた後にもう一度最初から読みたくなるという不思議な魅力(構造)を持った作品だと思います。
 話は変わります。本日、ファミコン版「がんばれゴエモン2」をクリアしました。なぜ今日なのか? そして、なぜ「がんばれゴエモン2」なのか? その答えは永遠に解き明かすことができないでしょう。しかし、この事象が生じる必要条件として今日のおれが「絶望的なまでに暇だったから」ということは否定しようがありません。