にんげん、頭が良いに越したことない、視力が良いに越したことない、顔が良いに越したことない、などなど、まあ良いに越したことないなんてなことが一般論として色々ありますが、このぼくが数少ないその「良い越したことない」といえるのがつまり「胃腸」なのであります。けどいっておきますが、ぼくは中学校時代よりひどい下し腹でありまして、日常的にピーピー状態で、気軽に席を立てない授業中もしくは仕事中にひどく辛い思いをしたことも両手ではとても数え切れんくらいなのですが、けど、腹は強いのです。ってのは、前にここでも書いた記憶があるけれども、猛暑を常温で越えた数ヶ月賞味期限切れのジュースを呑んでも平気、でもって、今夜の夕食も明らかに刺身用ではない冷凍サンマ(￥98)を敢えて三枚におろして刺身で食べてみました。美味い！あの、数字を信じることはある意味非常に大切かもしれませんが、けど、いわゆる賞味期限とかそういうのは自分の人間としての五感を信じてみることのほうが大切だと思うのです。
「いくら」を賞味期限１〜２年捏造して印刷して出荷してた業者が摘発されたみたいですが、結局、その賞味期限１〜２年切れのいくらを食べて具合が悪くなった人が一人も出ていないという。ロハスなんてなしゃらくさい言葉に乗る気は一切ないけれども、人間てなもっと強いものなのですよ。そして儚いものなのですよ。
