雑誌

 自分が勤務している書店で自分の文章が掲載されている雑誌を立ち読みする。が、大した感慨は湧かない。慣れたというほど回数採用されているわけではないのだけれど。
 でもって、その帰り駅前で初めてビッグイシューを買う。表紙のキャメロン・ディアスには一切興味が無かったけれど毎日の昼食代と同じ200円を出して買う。それが高いのか安いのかは分からん。前にどこぞで目にした「為さぬ善より為す偽善」という言葉が頭をよぎる。
 そういえば買った時に販売員のおっちゃんが「お世話になってます」と言ったのだけれど、それが妙に重大な言葉のように感じています。なんとなく。