構造主義とか

 他にやることが特にないんで、毎日図書館で借りた本ばかり読んでいます。で、今日かけて筒井康隆の『文学部唯野教授』を読了しました。
 でもって思ったのが、卒業論文で専門的に扱った対象を除けば、他に僕が大学に合計五年間いた期間に学んだ事なんて、あんなものは集中して一ヶ月もあれば一通りものにできるんじゃないかな、なんてこと。レヴィ・ストロースの人類学とかデリダポスト構造主義的な理論とかなんだとか、ちゃんとやりゃあもっと理解できたんだろうけれども、当時は人生なんてもっと余裕に満ちみちたものだと思ってたから適当にジャワティーを濁してレポートとか書いてたけど、今になって、もっとやりゃあ出来たね。こうして無職となって、時間的に半永久的に時間が出来てみると、そっちら辺のアカデミックな方向に頭がやわやわに働いてもうスポンジのように入ってくるのですよね。その辺のことが。今更大学に戻ろうとは思わないけど(上記の『文学部唯野教授』を読んで尚更)、「学問」てなやっぱおもろいなと思ってみました、無職です。無職です。