バブル

週に一度の休日、朝一番にケイタイが鳴ってなんじゃいな、と思ったら先日カードローンを申し込んでおいた某金融機関からで。僕もこれまで就職活動やなんかで「貴意に沿いかねる」旨の連絡には慣れているはずであるのですが、今日一番の「残念ながら貴意に沿いかねる結果となりましたので」という電話には、正直、窓から差し込んでくる世間という名の日光を浴びながらしばし考え込んでしまいました。審査落ち。審査落ち。
当時「バブルがはじけた」というテレビニュースの言葉も「どこかでマンションの一室が爆発した」と同等のものとして、はぁどこぞでそんな出来事があったんかいな程度にしか認識していなかったこの年の私には、銀行がホイホイと民衆に金銭を貸し出していたという時代の面影すら掴めずにいるのです。人々はマニーに厳しい。そんな朝の布団の中でどうしても夢に出てきた「ミラクル・ガール」の人の名前を思い出せずに苦悩していたのですが、数時間後の今ふと思い出しました。永井真理子だ。永井真理子さんだ。

ミラクル・ガール

ミラクル・ガール