旅行

ここ昨日から今日にかけて、つげ義春の『新版 貧困旅行記』という文庫本をぼんやりと読んでいます。抜け出せない貧困という状況という名の日常。朝起きたら世間には雨が降っていたから雨ガッパを着ていこうかと思って部屋の中で試着をして鏡を見たら全身真っ白のなんだか変態そのものっぽくて慌てて脱いで時計を見て傘差してすぐ脇を通り過ぎるダンプカーに怯えながらチャリで職場に向かって着いたらもう全部がびしょ濡れでした。
現在の僕は「安定した収入のある方」という条件には当てはまらない、不適格の者のようです。