梅雨

この季節、チャリ通勤の自分にとってはよっぽど厄介なものです。関係ないけど今日の時給。500円ちょい。
夕もとうに暮れた頃にウチを出てみると雨降ってるけど霧のようにパラパラとしてて、おろ? このくらいなら雨のうちに入らんわ、てなわけで現在の仕事柄たいそうに親指を酷使しているので傘差していると風がちょっと吹いただけで親指に鈍痛が走るので傘を閉じて通りをひょいひょいと歩いていたところ、まあこのくらいだとすれ違うたいていの人は傘を差していて、そういうのはたぶんサラリーマンとか主婦とかそんな人達なんだろうけど、で、ふと気が付くと、女子高生っているけれど、あの人達って不思議と敢えて傘を差さずに歩いてる子が多いのですね。びみょうにしっとりぬれながら、どっちかって言うとうつむき加減で、その姿って、なんていうか自分がこの凡庸な世界に飲み込まれんと必死に抵抗する感じで、一生懸命で、おれの妄想かも知れんが、たぶん未来の世界を変えていく可能性を持っているのはこうして雨降ってるのに傘差さずに濡れて歩く女子高生たちなのかなって。そんなこと思ったアルコールで溶けたノウミソ。キチンと制服着て必死でね。